消しカスくんとか、Organix5インプレとか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

子どもがなんとかフェアで買ってきた。
消しカスくんというらしい。

何ともいえない品の無さが・・・子どもにウケるのだろう。
ワタクシも子どものころ、
こういうの大好きだったもんなぁ。

そういえば、昔の漫画ってもっと品が無かったよね。
コマワリくんとか、ハレンチ学園とか、
アメリカだったら完全にアウトだ。
まあ、日本でも今じゃとても子供に見せられないな。
良い時代(?)だった。

さて、久々のインプレである。
なぜに久々かというと、
あまりテニスをしていないからである。
もう少しプレーの機会を増やさなければいけないなと思う
今日この頃でもある。

先日、フォルクルのラケットをまとめて試打する機会があった。

最近、フォルクルブランドは
Jarden(ジャーデン)というグループに組み入れられた。
このJarden、たくさんのブランドを所有していて、
アウトドアブランドのColemanなんかも持っている。
フィッシングブランドのPure FishingもJardenグループ。
ABUのリールとか安く買えるのかな。
ちょっと期待である。

数あるラケットの中で、今回気になったのはこれ。

VOLKL Organix 5

■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:255g
■フレーム厚:23mm
■ラケット長:27インチ
■バランス:33cm
■ストリング:16×18
■価格:オープン(実勢価格27,000円くらい)

モノづくりのドイツブランドらしく、
バランスの取れた商品ラインナップを持つフォルクル。
現在はオーガニクス・シリーズを続々投入。
既存モデルの間を埋めつつ、
ユーザーの細かなニーズに応えている感がある。

このオーガニクス5はフェイス100平方インチ、フレーム厚が23mm、
そしてウエイトが255gとちょっと珍しいスペック。

飛び具合から言えば、適度な抑えが利いていそうで、
ワタクシの好きな感じだと思うのだが、
ウエイト的には極端に軽い。

見た目も非常にバランスが取れていていい感じ。
ブルーもキレイに出ている。

さて、打ってみた。
やっぱり軽い。
まあそれはスペック通りだから良い。
ただ、ボールに打ち負けるというほどではない。
案外、しっかり飛ばしてくれる感じもある。

そして何より扱いやすい。
手首の動きで自由自在にヘッドを動かせる。
ベースラインで逆を突かれた時、
ネットでの早いラケットワークが必要な時、
いずれもすばやくフェイスをつくることが可能である。
これはダブルスプレーヤーにはアドバンテージになると思う。

スピンはヘビーではないが適度に掛かる。
ストリングに引っ掛けるイメージでしっかり振れば、
足元に沈めるパスも問題無く打てた。
押しつぶすというよりは、引っ掛けてのスピンが
いいのかなというのがワタクシの印象である。

また、スマッシュでは厳しい状態でヘッドコントロールの
無理がきくので、守備範囲が広がる気がした。
多少深いロブでもヘッドが軽く回ってくれるのは有難い。

サービスは勝手にヘッドが利いてくれる印象は薄い。
ウエイトが無い分、自分から振っていく感覚が
必要じゃないかと思う。
ただ、しっかり振れば引っ掛かりが良いので、
鋭いスピンも可能だ。
バックサイドへキックするサービスなんかはイメージ通りである。

フォルクル独自のバイオセンサー・システムのためか
不快な振動はほとんど伝わってこない。

このバイオセンサーという構造、正直、「ホントかなぁ?」と
思う部分もあるのだが、適度な振動吸収性は見事。
ワタクシ的には高評価である。

さて、このラケット、
どんな層にドンピシャなのだろうと考えた。
一番はジュニア選手だろう。
あとはダブルスでひと皮剥けたい女性プレーヤーだろうか。

やはり、このウエイトに依る操作性の良さを
生かせるプレーヤーに使って欲しい。
力のある男性にはオーガニクス8あたりの
それなりのウエイトがあるモデルがオススメだ。

そういうラインナップを揃えているのが、
フォルクルの強みだと思う。

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