昨朝、5時に目が覚めた。
体調が悪くとも、習慣とは恐ろしいものだ。
起き上がってPCに向かった。
めまいがひどく、デスクに突っ伏して動けなくなった。
少し落ち着いたので、トイレに行こうとしたのだが、
気持ち悪くて上手く歩けなかった。
こりゃ、今日も仕事は無理だなと、力を振り絞って、
「今日も休ませてください」とメールを打った。
家族にも、「今日まで休ませてもらうことにする」と伝えた。
ところが、しばらく横になっていたら、少し回復してきた。
「もしかして、行けるか?」と思ったが、
「やっぱり行くわ」と言ったら、家族中から「無理!」との
総攻撃を受けると思ったので、黙っていた。
子供たちが学校へ、妻が仕事に出た後、
大急ぎで準備をして仕事に行ってみた。
多少ふらついてはいたが、まあなんとか持った。
良かった、良かった。
さて、先日発表になったプリンスのニューモデルの話。
秘密の試打会は人数が少なかったので、
結構しっかりと打ち込むことが出来た。
中でも気になったのは、やはりEXO3TOUR100だ。
ワタクシ、最初のO3シリーズについては懐疑派だった。
ストリングが暴れやすいし、フェイスを安定させるためには
それなりのテンションが必要で、結果として、
結構ハードなセッティングになってしまうと思っていた。
ところが、そこは技術のプリンス。
マイナーチェンジを重ねるたびに、癖に感じられる部分を消し、
逆に良い部分だけを残して、独特のフィーリングを確立していった。
EXO3シリーズに到達した時、ひとつの完成形を見たような気がした。
今回のEXO3のグロメットは、
今までのオールプラスチック製ではなく、
カーボンファイバーが使用されている。
これにより、ソフトな打球感に加え、パワーと剛性が加わった。
特に面安定性が求められるツアー系ラケットには
非常にプラスになるものであると思う。
実際、打ってみても、フェイスが負けたり、
必要以上にたわむ感覚は無く、カッチリとボールを捉え、
飛ばしてくれるのを感じることが出来た。
不快な面ブレが無いのは安心感につながる。
不安無く、決めた面で思い切り振りぬくことが出来るので、
攻撃的なプレーを展開しやすいのではないだろうか。
カッチリとボールを捉えながらも、
フェイスがしっかりとボールを食うので、
スピンが掛かりやすい。
テニスナビの吉川代表も、
「なんだ?!このスピン、すげぇ!」と感動。
「そんだけ振りゃあ、ボールも潰れるだろうよ」って気もするが。(笑)
EXO3TOUR100には、16×18と18×20の
2つのストリングパターンがある。
吉川氏と一致した意見は、
18×20の剛性がより気持ち良いということ。
特にポリストリングを張り上げたものは
しっかりボールを潰す感覚で打てた。
スピンを重視したい人は16×18、
厚く当てて潰したい人は18×20という感じだろうか。
フェイストップ部でもビビリ感は無いので、
サービスもロス無くパワーを伝えることが出来る。
とにかく、このEXO3TOUR100、気持ち良く振りぬけて、
攻撃的なテニスを可能にしてくれると思う。
今まで、EXO3シリーズを使ったことのない方も
一度、打ってみることをオススメしたい。
「振れて、潰せるラケット」だと思う。
とまあ、そんな新しいプリンスラケット情報もありつつの、
Ustreamが1月12日にテニスナビから配信される。
テニスな話vol.4 杉山愛登場、愛にtwiっこもう!
1/12 18:30より
今回は、ゲストに丸山薫プロ、山本郁史プロ、
そして、杉山愛プロを迎えての豪華バージョンである。
今までのワタクシの駄話とはわけが違う、
ためになる話満載になること間違いなしである。
ぜひ当日は、PCの前でスタンバイしつつ、
twitter経由で質問をぶつけてみてはどうだろうか。
オススメです。
コメント