Prince EXO3 IGNITE PRO TypeJ インプレ!

週末、地元商店街主催の夏祭りがあった。

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毎年、子供神輿が出る。
我が家の8歳児も汗だくで担いでいた。
貴重な体験が出来て良かった。
(と思っているのは、親だけか?)

もうすぐ夏も終わりかな。
ちょっと寂しいね。

さて、インプレである。
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話題のプリンス日本限定モデルである。
すでにある3機種の日本モデルなので、
コスメ(カラーリング)変更のみと勘違いされそうだが、
実はまったく違うものである。

モールド(金型)こそそのままだが、
フレームの素材の組み方を独自開発、
今までの同機種とは別の進化を見せているのが
この「TypeJ」シリーズなのだ。

で、まずはこれ。

Prince EXO3 IGNITE PRO TypeJ
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■フェイスサイズ 98平方インチ
■ラケット長     27インチ
■フレーム厚  23mm
■バランス 平均320mm
■ウエイト 300g
■ストリングパターン 16×18
■価格 33,600円

細かなテクノロジーというか変更点は
プリンスの公式サイトやあちこちのサイトで
見ることが出来るので、参考にしていただき、
ここでは細かなことは割愛。
いや、決して面倒なわけでは無い。

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フレームは23mmフラットのボックスタイプ。
ワタクシの好みの形状である。
出来ればブリッヂも絞らないで欲しかったが、
ワタクシのために作っているわけではないので、
まあこれは仕方ない。
(当たり前です)

このIGNITE PRO、中上級者向けに開発された
打ってよし、スピンを掛けてよしのバーサタイルモデル。
比較的、幅広い層に受け入れられるモデルだった。

ただEXO3全般に言えることは、好みが分かれること。
特に打球感については、「ボールをくわえすぎる」や
「もっと打球感がシャープなほうが・・・」などの意見もあった。

これは扱いやすさの裏返しでもあるのだが、
パワーヒッターなどには、もう少しハードなフレームが
好まれるということなのかもしれない。

今回は、TypeJではないオリジナルのIGNITE PROと
比較しながら打ってみた。

まず第一印象は、「まったく別物!」ということだ。

打球感がまったく違う。
オリジナルIGNITE PROは、ボール全体をホールドしてから
フェイス全体でボールを打ち出していく感じだが、
TypeJは、かなり硬質で密なフィーリングに仕上がっている。
ボールを「ボワン」と包み込み感じは薄く、
「カツン!」と、ボールの芯を捉える様なイメージだ。

その分、打球感もしっかりしていて、
フェイスのどこに当たって、どのように打ち出したかを
感じ取りやすいように思う。
人によっては「硬い」と思うかもしれないが、
そう感じる方には、オリジナルのIGNITE PROを、
「もっと打ち込みたい」という方には、TypeJをということだろう。

この打球感がTypeJシリーズのキモだとは聞いていたが、
確かにフレーム素材のアレンジでここまで味付けを変えたのは、
ある意味英断だと思う。

その打球感とフェイス剛性のおかげか、
グランドストロークをフラットで打ち込んでいく時も
不安無くフルスイングが出来る。
攻めのプレースタイルの方には大きな要素だと思う。

スピンはフルスイングでしっかり潰して掛けることも出来るが、
パスをネット際に沈める時などに引っ掛ける感じでも打てる。
個人的には、いつも潰して打つほど
パワーがあり余っているわけではないので、
ストリングで引っ掛けるスピンの味が残っているのは嬉しい。

また、このIGNITE PROの良い点は、
フェイストップ部で打ったときに
まったくビビリや負ける感じが無いこと。

サービスやパッシングなどで、センターを外して打つときに
フレームがボールに負けることが無い。
23mmのフレーム厚というのも大きいが、
その剛性に高さも大きな要素だと思う。

基本的にはオリジナルIGNITE PROの
オールラウンドな部分を残しつつ、
攻撃的な方向に打球感大きく変えたラケットである。

「IGNITE PROは好きなんだけど、もう少し攻撃的に」
という方、一度試打をしてみることをオススメします。
新しい扉が開けるかもしれません。

澤村コーチもこのしっかりした打球感を絶賛。
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「IGNITE PROの打球感、かなりボクの好みです!」だそうだ。
(ってキミ、契約メーカー、違うだろうが)

最後になったが、このプリンスのグリップは本当に素晴らしい。
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このしっとり感、フィット感は秀逸だ。
オーバーグリップの必要性を感じないほど。
このグリップも一度試してみて欲しい。
オススメです!

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