初めて行ってみた。
どこぞのテーマパークかと思いきや・・・
ラウンドワンである。
昨年、近所に出来たのだ。
子供がボーリングをしたいというので来てみた。
この手の場所には縁が無かったのだが、
上手くお金を使わせる色んな工夫に関心した。
まず入るとすぐに会員カード作成の勧誘をされる。
すぐに作れること、年会費の500円が今日は350円、
年会費は今日のプレー割引きで元が取れるなど、
思わず会員になってしまうような仕組みになっている。
見事に術にはまり、会員カードを作ってしまい、
ボーリングの受け付けへ。
結構、1ゲーム料金は高い。
休日午後だから、650円ほどだ。
これが会員価格で、たしか100円ほど安くなる。
それでも、ワタクシのイメージの中では高いのだが。
2ゲーム投げると告げると、
「3ゲーム投げられるパックがあります。2ゲーム分よりお得ですよ。
次回使える割引き券付きです。いかがでしょう?」
と畳み掛けるように勧められる。
なるほど、たしかにお得かなとパック料金を申し込む。
「ご家族全員分の会員カードをつくると、次回からもっとお得です」
と、矢継ぎ早に新たな提案が。
妙に納得して、家族分の会員カードをつくる。
ちなみに、我が家がここにまた来る可能性は非常に低い。
こんな感じで、基本料金から派生するいくつものオプションが
お得感を生み出し、顧客の囲い込みに成功するのだろう。
子供用のボールは、指が5本入るように穴が切ってある。
こういう細かな工夫にも驚いた。
今は他のボーリング場もそうなのかな。
プレー途中で突然場内の照明が暗くなる。
店員さんが出てきてアナウンス。
いっせいに投球して9ピン以上倒した人にプレゼントがあるそうだ。
「ではいきましょう!レディ~!Go!!」
なるほど、こうやって盛り上げるのか。
ちなみにこのゲーム、ワタクシはガーターだった。
次のゲームで、妻もガーターだった。
ガーターはこの2回だけ。
肝心な時の勝負弱さが露呈した瞬間だった。
生ビールを買ってみた。
500円である。
プラコップで出てきた生ビール。
「なんだこれ?小さい!」という感想。
500円なら高くないと思ったが、この大きさならボロ儲けだろう。
かぶりものが置いてあった。
ちなみにこれは無料。
自由にかぶって良いらしい。
ワタクシ、当然かぶってみた。
家族はついてこなかった。
ちょっと恥ずかしさが増した。
とまあ、そんなこんなの初体験。
「この建物で・・・この設備で・・・この従業員数か、
ノベルティグッズのロヤリティもあるし、
TVCMも打ってるし、なるほどこれくらいじゃないと成立しないよな」
なんてことを思いながら、色んな工夫満載のビジネスモデルに
関心とか、納得しつつ出てきたのだった。
ラウンドワン、あなどれないぜ。
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