ネットオークションに売りに出されていないかとか、
中古ショップに売り払われていないかなど
あちこち見てはみたが、分からなかった。
とにかく、これが無いと釣りにならないので、
なんとかしなければいけない。
結局は買わなければいけないということで、
一番安かった河口湖のプロショップで購入した。
待つこと5日間、荷物が届いた。
デカイ・・・、重いし。
隣のエレキギターと比べると大きさが分かると思う。
これを運んで、しかも取り付けかぁ。
大変そうだ。
ということで、釣り仲間がたくさん集まる
ゴミ拾いの日に作業をすることにした。
誰かしらが手伝ってくれるだろうという魂胆である。
当日は晴れ。
最高の作業日和である。
ゴミを拾い、昼食を済ませ、いざ作業開始。
手伝ってくれたのは、十数年の付き合いの釣り仲間。
仕事柄、この手の作業を得意とするHクン。
マウント(土台)は以前のものをそのまま使えそうだ。
マウント交換は結構大仕事。
ラッキーだ。
まずは配線を繋ぐ作業。
以前の配線を外し、新しい配線をソケットに繋ぐ。
次にペダル取り付け。
ここで問題発生。
ペダルを固定するビスが入っていなかった。
さすがアメリカ製品。
ホームセンターへダッシュ。
合いそうなサイズのビスを買ってきた。
ふう。
作業再開。
再び問題発生。
ペダルのビス穴が開いていないのだ。
電動ドリルがあればすぐなのだが、あいにく持っていない。
仕方が無いので、ビスでねじ込んで穴を切っていくという
力技に出ることにした。
位置を決め、ビスを回していく。
ねじ山をなめてしまったりのトラブルもありつつ、
ビスを押し込んでいく。
と、作業をしていたHクンがつぶやいた。
「この力を入れてネジを回すって作業、
何の特殊技術も要らないと思うんだけど、
なんでボクがやってるんですかね?
しかも自分のじゃなくて、Maltさんのボートなのに」
あ、気づいちゃった。
まあいいじゃないか、頼むよ~。
最後に盗まれないようにチェーンと南京錠でガッチリ固定。
ふう、ようやくこれで準備が整ったぜ。
ここまでなんだかんだ長かったなぁ。
あとは、魚を釣るだけだ。
コメント