GoogleIMEとか、シーズンオフとか

Googleが日本語変換システムのベータ版をリリースした。
MS IME最高!などとは決して思っていないので、
試しにインストールしてみた。

これ、けっこう賢い変換をしてくれるかもしれない。
まだ使い始めなので、とんでも候補が出てきたりするのだが、
語彙がかなり豊富な気がする。

ちなみに、「とんでも」と打ったら、
「トンデモケータイ」が一番目の候補に出てきた。
MSじゃありえない面白さだ。

こなれてきたら、かなり使える予感が。
自己責任でお試しくだされ。

 Google IME
     ↓
http://www.google.com/intl/ja/ime/index.html

さて先週末、つまりぶっ倒れる前の日のこと。

忘年会で深夜帰宅にも関わらず、2時間半の睡眠で目が覚めた。
時計はまだ3時半なのに、「とにかく釣りに行かなければ」と
妙な強迫観念のために、ほとんど寝られなかったのだ。

さすがに夜中の3時台に釣りに行くのはアホのすることだろうと、
4時半頃まで、ウダウダと仕事をしてから、いざ出陣。
いつもの堤防に着くも、当然、あたりは真っ暗だ。

頭にライトを着けて、釣り開始。
いつもと感じが違うことに気づく。

妙に水面が近いのだ。
いつもなら満潮でも足元から1mくらい下にあるはずの水面が、
今日は50cmくらいまで迫っている。
時間帯的には上げ潮ではあるのだが、
ここまで潮位が高いのは初めて。

遠くの大型船の引き波が来ると、足元にぶつかった波が
ドッパーン!と腰ぐらいまで立ち上がる。
しかも、ウネリが足場まで水没させそうな勢いだ。

たったひとりで堤防の突端に立っているので、周囲はグルリと海。
ここでもう一発高い波が来たら、飲み込まれるかもしれないと
ひとり静かに恐怖に怯え、突端から少し引き返した位置で
釣りをすることにした。

実際は少し引き返したくらいでは何ら変わりはないのに、
それでも釣りをしてしまうところが、釣り人の愚かな性である。
(おいおい、危ないぞ)

ビビりながら、そして釣れないながら頑張っていると、
遅れて仲間がやってきた。

  「水、高いっすねぇ」

  「ひとりで怖かったよぉ」

  「装備が甘いんですよ。なんすか?スニーカーって」

  「やっぱり?」

これ以上、潮も上がってこなさそうなので釣りを続ける。

Cimg3083009

少し明るくなってきた。

釣れない。
いよいよシーズン終了か?

  キタッ!

あきらめムードの中、仲間に当たりが。
やたらと軽々巻いているが、ホントに釣れてるの?
あげてみたら、たしかにシーバスの形をしているが、
15cmほどの極小サイズ。
ルアーと変わんないじゃんてくらい小さい。

まあ、それでも釣れればいいか。
こっちは全然当たりも無いし。

もう今年は終わりかななんて考えながらボーッとしていたら、
糸の先にモゾモゾと、なにやら生命体の感触。

Cimg3084009

サワガニかいっ!
一気に気持ちが萎えた。

  「オレ、もう帰るね」

  「あ、Maltさん、堤防の最後のあたり水没して戻れないかも」

半信半疑で戻ってみたら、浜まであと2,5mのところまで水没。
深くは無いが、波が打ち寄せている。

足元はスニーカー、長靴を履いてこなかったことを
後悔するもどうしようもない。
どうする?オレ。

波が引いた瞬間に3mのジャンプができればセーフだが、
釣竿を持っているし、女装・・・じゃない助走スペースも無い。

しかし行くしかない。
波が引いた。

 ジャ~ンプ!

 バシャ~!

届かなかった・・・
びしょ濡れのスニーカーとともに、今年のシーバスは終了したのだった。

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