で、野球のジャッジの話。
野球のジャッジってホントに難しいと思う。
結果が静止状態のアーチェリーとか、カーリングなら
(たぶん)ジャッジもしやすかろうが、プレーが流れていったり、
再現性に乏しい競技では、瞬間的な判断が要求されるから、
正しい判断に加え、決断力も要求されると思う。
特に野球では空中にあるストライクゾーンをボールが
通過したかどうかを判断するという神業的な判断を
求められるのだから、審判は大変だ。
テニスならラインという明確な基準の上にボールが
掛かっていたかの判断だからまだ良いような気もするが、
何も無い空中のストライクゾーンでの判断はさぞや難しかろう。
草野球でも公式な大会などで勝ち負けが第一優先の場合、
審判を派遣してもらうことが多い。
市の審判協会(?)に審判を頼めば数千円で派遣してくれる。
これはトレーニングを積んだ審判が来てくれるので
ジャッジは公平だし、ルール的なトラブルも少ない。
審判さん派遣の図
(バッターはワタクシ。肘が落ちて変なフォームだ)
ちなみに、ある大会の予選で頼んだ審判さんに
ワタクシ、何度かボークを取られた。
どうやらセットポジションで1塁ランナーを見たときに
微妙に肩が動いてしまったらしい。
互いに審判をする試合では、よほど酷くなければ
このようにボークを取られるなことはまず無い。
(まずは敵味方問わず警告がある)
また、小雨が振り出したら、「牽制球は少なめに!」
との注意を受けたこともある。
試合進行も含めコントロールする役割なのだ。
しかしプロ野球の審判だってジャッジで揉めることはあるわけで、
草野球に来てくれる審判さんのジャッジも怪しい時はある。
ストライクorボールだって、「高目に厳しいなぁ」とか、
「外角は結構取るね」ってことも少なくない。
そういう時は、キャッチャーと相談しながら、
審判のクセにあわせてコース配分をするしかない。
アウト・セーフも「え~!アウトなの?」ってこともあったりするが、
自軍にひいき目に見えるものだし、ビデオ判定も出来ないから、
審判のジャッジに従うのみだ。
まあそれでも、この派遣審判というのは、
公平な立場という意味では良い制度だと思う。
とにかく、野球のジャッジは難しいのだ。(と思ってる)
そして、さらに難しいのは、練習試合の時なのだが、
長くなったので、次回にしようと思う。
この話、最終的にはテニスのジャッジについて
考えてみようと思うのだが、なかなか到達しそうにない。(謝罪)
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