シューズが壊れた。
YONEX SHT-24
ふと気づくと、アッパーのサイドが切れて、
インナーとソールがはがれかけていた。
このシューズ、かなり気に入っていた。
少し狭めの足型と柔らかいソールのフィット感が素晴らしい。
シューズが足に吸い付いてくるような感じだった。
シューズ壊したのは久しぶり。
何回履いたっけ?
回数じゃないのかな。
まあ、前のモデルではあるけれど。
気に入っていただけに残念。
Wilson [K]OBRA TEAM FX
■フェイスサイズ: 100平方インチ
■フレーム厚: 23-26mm
■平均ウエイト: 299g
■ラケット長: 27インチ
■平均バランス: 315mm
■ストリングパターン: 16x19
■価格: 36,750円
発売されて少し経っているので最新モデルではないが、
ニューモデルであることには違いない。
[K]OBRAといえば、攻撃的なストローカー向けに
発売された機種で、比較的ハードなモデルである。
他社モデルだとバボラのアエロプロドライブあたりが
競合機種になるのかな。
実際、ラウンド&少し扁平なスロートのフォルムも似ているし、
謳い文句の「ストローカー」もナダルを意識しているようにも思える。
そんな[K]OBRAのFXシステム搭載モデルである。
スロート部にスリットが入り、4本スロートとも言えるこのFXシステム、
初めて見た時は、
「どっかで見たことのあるシステムだなぁ。権利関係は大丈夫?」
正直、そう思った。
テクノロジーの説明もY社に似たような、そうでもないようなだったし、
さすがのウイルソンもネタ切れかとも思った。
しかし、試打をしてみて、それらが下衆の勘繰りだったと反省。
このFXシステム、打球感を見事なまでにソフトに激変させていた。
ほとんど振動が腕に響かない上に、芯を食った心地よい打球感を
適度に残している。
多少ハードなモデルもFXシステムにすることで、
マイルドな味付けし、対象層を広げている。
もともと、途切れの無いライイナップをそろえるのが上手いウイルソン、
このFXシリーズで、目新しさとともに見事に隙間を埋めてきたなと思う。
さて、この[K]OBRA TEAM FXだが、やはりマイルドな打球感が特徴。
コツッという軽い打球感とともに、楽にボールが飛んでいく。
ツアー系にありがちな、ガツッ!という荒々しさは無い。
ツアー系モデルがフェイスがボールの外周全体を捉える感触とすれば、
このFXは、ボールの真芯のみをピンポイントで捉える感じだ。
この適度な軽い打球感は、飛び系ラケットからの移行を
考えているプレーヤーにとっては、かなりの助けになると思う。
球離れは、極端に早いわけではないが、
グシャという粘りはあまり感じられなかった。
よって、スピンはストリングで引っ掛ける感じに
鋭く振りぬくのが良いかも。
コンパクトにしっかり振りぬくことで、ネットプレーヤーに対して
足元に落とすパスもじゅうぶんなスピンが掛けられた。
このあたりは、ストローカー向けを謳っているだけある。
面安定性はかなりの高次元。
ネットプレーでサイドに振られた苦しい体制でのボレーも
若干オフセンターヒットも面がブレずにコントロールしやすい。
この場面でアングルに落とせるのは、かなり助かる。
サービスリターンも面を合わせただけでしっかり返ってくれる。
しかし、自分から大きく振り抜いてのリターンは、
スピンを掛け損なって、何度か恐ろしく大きなアウトをした。
実はサービスでもスピンの掛け損ないも何度かあった。
大振りしなくとも、それなりのボールが飛んでいくことを
頭に置いてプレーしたほうが良いのかもしれない。
あとは、イメージの問題なのだが、ラケット長が短く感じられた。
もちろん27インチと普通サイズに違いないはずなのだが、
全体のフォルムからなのかフレームトップまでの
距離感が近く感じられた。
おそらくバランスもあるのだろうが、ラケットコントロールにおいては
心理的にプラスに働いているように思う。
基本的に非常に扱いやすいラケットだと思う。
[K]OBRAの名前に尻込みする必要はまったく無い。
楽にコースを狙えるモデルとして、おすすめしたい。
最後に・・・
最近はブリッヂ部にスペックを表示するのが流行りなのだろうか。
プリンスのEXO3もブリッヂ上部に表示があったと思う。
デザイン的には、ここにはメーカー名ってのが個人的な好みではある。
どうせ字が小さくて読めないし・・・LawGun(老眼)だから。
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