錦織圭が帰国した。
USオープンの素晴らしい成績をひっさげての
文字通り、凱旋帰国である。
そんな錦織圭に、これからの日本テニスを担う
ジュニアたちを会わせようという企画が開催された。
その名も”K-IMPACT”。
錦織選手の契約するラケット、ウイルソンの企画だ。
錦織選手に会えるのは、全国から選ばれた30名のみ。
1時間という短い時間だが、ジュニア選手達への最高の企画である。
会場は、お台場の日航ホテル東京。
セレブなホテルだ。
ちなみに、AIGオープンのオフィシャルホテルは、
ゆりかもめの駅を挟んで向かいのグランパシフィック。
期間中、食事に行けば、選手に会えるかも。
受付を済ませると、注意事項が。
TVの撮影も入るらしく、写真撮影は一切禁止。
う~ん、残念。
ということで、会場内の画像は無し。
こじんまりした会場。
つまり全員が至近距離で錦織選手に会えるということ。
ジュニアたちが前列、保護者・コーチたちは後列に。
定刻になって、錦織選手が入場。
ジーンズにアディダスのカジュアル系のアップといういでたち。
WOWOWの解説でお馴染み、テニス界きってのイケメン、
村上武資プロのインタビューで会は進行。
今年の感想やら、ジュニアたちへのアドバイスなど、
短い時間ながら、興味深い話満載。
TVのインタビューで観るとおり、飾らないキャラクター。
良い意味で天然タイプだ。
気取っていないというか、変な気負いが無い。
それなのに、勝負に関してはストイック。
この辺が、凡人じゃない感じがした。
印象に残っているコメント。
「13歳でアメリカに行きましたけど、ホームシックはまったく無かったです。
とにかくテニス漬けの生活だったので、考えている暇が無かった」
「最初は英語もまったく分からないし、外国人も怖かった。
でも、あまり深刻になるタイプじゃないんで、それが良かった」
「ウインブルドンでの棄権はとても辛かった。
しばらくは誰とも話をしたくなかったほど」
「今年、一番嬉しかったのは、デルレイビーチの優勝。
トップ10の選手(ブレーク)に勝てたのは自信になった」
「USオープンで負けた、デルポトロはジュニアのころから
良く知っていて、対戦もした。その頃から、ずば抜けて強かった。
今のランキングも納得できる。でもAIGで当たったら、リベンジします」
「人と違うことをするのが好き。当たり前のことはしたくない。
いつも、何か新しいことは出来ないかと意識している」
「自分はラケットをいじるのが好き。
バランスを変えたり、常に色々と調整している。
好きなのはトップヘビーバランス。今のウエイトは330gくらい」
「昨年のAIGオープンは最悪だった。
やはり、日本でのプレーは特別な思いがある。
緊張して、食事もノドを通らなかったし、プレーも思うようにいかなかった。
今年はそんなことの無いようにしたい」
とにかく自然体。
つまり、トッププロとの対戦でも普通に勝つもりである。
極度な気負いやプレッシャーも無い。
これは、トップカテゴリーで戦うには、非常に大事なのだろう。
その後、ひとりひとりとサイン&写真撮影。
ジュニアたちは大きなモチベーションをもらったことだと思う。
お土産の数々。
[K]携帯ストラップと本
10月10日発売らしい。
ひと足先にゲット。
最後に、帰りがけの錦織選手のショット。
ピンボケだけど、これが唯一のショット。
大人は記念撮影も無かったし、何とも残念。
でも、貴重な時間だった。
さあ、来週はAIGオープン。
思う存分暴れて欲しい。
一日くらい行けるかなぁ。
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