野球チームの仲間がいる。
ワタクシがピッチャーの時の女房役でもある。
その友人の家のワンコが亡くなった。
ハワイに行っていた友人は、知らせを聞いて急遽帰国した。
心臓発作だった。
もう13歳だから、大往生といえばそうであろうが、
とてもそんなふうには思えないだろう。
実は我が家にとって初めての犬である
Coo(クー)が来たばかりの頃、
Cooにとってほとんどはじめてに近いお散歩を
一緒に付き合ってもらった仲でもあった。
まあ、それぞれに勝手に走り回っていただけなのだが。
子供のいない友人にとっては、
本当に子供と同じ存在だっただろう。
その悲しみを察するに余りあるが、
間違いなく幸せな人(犬)生だったろうし、
一緒に過ごした時間は素晴らしいものだったろうと思う。
天国でも元気に走り回っていて欲しい。
我が家にとって初めての犬、Cooはまだ9ヶ月だ。
(我が家に来た日のCoo)
今は随分大きくなって、散歩をさせるのも汗だく、
あれやこれやと、手のかかるものではあるが、
すっかり家族の一員だ。
しかし、Cooと遊びながら、ふと思うことがある。
「この子と、あと何年一緒にいられるかな」ってこと。
十数年後には必ず別れがやってくる。
自分もいつまで生きているのかはわからないけど、
犬の寿命が先に尽きる可能性のほうが高い。
悲しいことだが、ふとカウントダウンしてしまうことがある。
それだけ、十数年というのはリアルな年月なのだろう。
いつかやってくる別れを、私達家族はしっかりと
受け止めることが出来るだろうか。
ワタクシは正直、自信が無い。
まだ先のこととはいえ、考えただけでも涙腺が緩む。
何せ、「犬と私の10の約束」という映画の新聞広告を
子供に呼んで聞かせようと思ったら、泣いてしまって
5までしか読めなかったくらいだし。
いまさらだが・・・
【犬と私の10の約束】
1. 私と気長につきあってください。
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3. 私にも心があることを忘れないでください。
4. 言うことをきかないときは理由があります。
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、
私がずっとあなたを愛していたことを。
家族、仕事仲間、友人、そして犬も、たくさんの出会いに感謝しつつ、
日々を過ごしていきたいと思ったりする、今日この頃であった。
職場ではスタッフのみんなから、血も涙も無いと言われるワタクシ。
「鬼の目にも涙・・・」との感想が聞こえるぞ。
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