Ken’s四街道の清水コーチが「女子連 友納杯A級」で優勝した。
清水コーチは全国レディースも経験した猛者。
やっぱり上手い。
しかも勉強熱心。
コーチ研修会でも真剣にメモを取っている。
更なる経験と勲章をひっさげて活躍するはず。
一度、受講してみてください。
ということで、風邪をひいた。
熱は無い。
セキと鼻水、倦怠期・・・じゃない倦怠感。
金曜夜、無理やり練習したツケなのか、
週末は具合が悪く、寝込んでいた。
PCで溜まった仕事を片付けるのと
犬の散歩で外に出たくらい。
全然、ゴールデンなウィークじゃない。
子供の頃はよく熱を出した。
かすかな記憶だけど、やたらと熱にうなされた覚えがある。
熱が出ると、自分の部屋じゃなくて1階の和室に寝かされた。
天井がグルグル回って、木目が変なお化けに見えた。
「蛇が来る~!」なんて言ってたらしい。
どうやら熱が出やすい体質らしい。
7年くらい前、やたらと熱が出た。
昼間はなんとか仕事をするんだけど、
夜になると40度ちかくの熱が出る。
休日は必ず40度超。
そんな症状が1ヶ月以上続いた。
仕事にも差し支えるし、これはさすがに
おかしいだろうと、妻の勤務する総合病院に行った。
どうやら、扁桃腺に良くない菌がついたらしい。
なんかの拍子でこの菌が悪さをして熱を出すんだと。
怖そうな女医さんは、「扁桃腺を取ったほうがいいわね」と言う。
私: 「取る・・・とは?」
女医:「手術。入院は2週間。休める?」
人一倍ビビリなワタクシ、普通なら断ったと思うが、
あまりに辛かったので手術をすることにした。
あれこれ整理をして入院~手術。
聞けば、扁桃腺除去手術というのは、よくある手術らしい。
それほどリスクも高くないとか。
ところが、手術室の前で待っていた妻の話によると、
予定時間を過ぎてもなかなか終わらなかったらしい。
しかも、医者や看護士が慌てたふうにバタバタと出入りしている。
妻は看護士の勘で、「これは何か起こったな。まずいかも」と思ったとか。
血が止まらなかったらしい。
扁桃腺を剥離した患部は、特に縫うでもなく自然治癒を待つ。
ところがなかなか血が止まらず、手術の終えようが無かった。
最終的には、ノドの奥にカーゼを縫い付けた。
目が覚めたら、ノドの奥に違和感が。
そりゃそうだ、扁桃腺のあった場所に
分厚いガーゼが縫い付けられているのだから。
これが非常に不快で痛い。
何とかして欲しかったのだが、妻の勤務先でもあり、
「とにかく模範患者であるように」
ときつく言い渡されていたのでガマンした。
あとで聞けば、医者が、
「かなり痛いと思うんだけど、検診でも痛くないって。
ご主人、ガマン強いのねえ」
って。
言えば良かった。
点滴だけから、全粥~8分粥~5分粥と少しずつ
食事が出来るようになると、元気になってくる。
しかも、病棟の窓からは自宅も会社も見える。
娑婆の空気が吸いたくなるのは必然。
点滴が抜けたその日、その開放感から病院の外に出てみた。
天気も良い。
目の前は海だ。
海岸への道路を渡ってみた。
浜辺へ出て、しばらく日光浴をした。
次の日、退屈だったのでコンビニまで行ってみようと思い立った。
コンビニまでは500mくらい。
歩き始めてしばらくすると、一気に疲れた。
まだ体力が戻ってなかったらしい。
しばらく道路傍に座り込んで休んでから、病院に戻った。
妻に、
「いやぁ、昨日コンビニ行こうと思ったんだけど、
途中で疲れちゃって、座り込んじゃったよ」
というと、メチャクチャ怒られた。
患者が勝手に病院を出てはいけないらしい。
巡回の時にいなかったら大騒ぎだと。
フロア内を探していないと、院内一斉放送で呼ばれる。
当然、名前も呼ばれるし、そんなことになったら妻の立場が無くなる。
そりゃそうだ、申し訳ない
さほどシリアスな入院生活ではなかったが、
人生初の入院は健康の有難みと、
病院の常識をワタクシに教えてくれた。
その後、ウソのように熱が出なくなった。
これで一生風邪はひかないのだろうと思ったが、
どうやらそうではないらしい。
風邪もひくし、インフルエンザにもかかった。
とにかく、この風邪を治さなければ。
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