プリンス ニューモデル その2

プリンス新製品の続き。

会場には新製品のデカラケットが。
Prince200801
こういうの見ると振りたくなるけど我慢。
やはりシャラポワが看板選手です。

O3tour
O3 TOUR

フェイスサイズ 100平方インチ
フレーム長  27インチ
フレーム厚 18-20-18
ウエイト  310g
ストリングパターン 16×18
価格 33,600円

名前の通り、競技者向けのハードなモデル。
ダビデンコがテスト使用中だそうです。

やはり、飛びが良い感覚はありません。
しっかりボールをつぶして打つような打球感です。
ただし、フェデラーのラケットのようにフェイスサイズが
小さいわけではないので、難しさは感じません。

抜けるような飛びの感覚が欲しい方には向きません。
面剛性の高さによるコントロール感は欲しい方向け。
使い込めばかなりの武器になりそう。

会場にはKen’s四街道の前田コーチの姿も。
Maedao3tour
O3ツアーが気に入った模様。
これ以上、パワフルにならないでください。

その他、O3 XF(エクストラフィーリング)シリーズも
ニューテクノロジーに一新。
幅広い層をカバーできるラインナップが揃いました。

シューズも新製品リリース。
Prince200805
プロホールド ツアー V AC
 オールコート用
 価格 13,125円

Prince200806
プロホールド ツアー V CG
 オムニ・クレーコート用
 価格 13,125円

プリンスのシューズはかなり性能が良いと思います。
何度も試しましたが、ホールド感が非常に良い。
Ken’sのシューズキャンペーンでも
毎回、ランキング上位をキープしています。

気になった機能はこれ
Prince200807
シューレースの位置を若干外側に振っています。
足外側アッパー部の面積を少なくすることで剛性を高め、
外側への踏ん張り力を持たせています。
なるほどねぇ。
ちょっと感心しました。

最後にストリング

RECOIL(リコイル)
Prince200808
ストリングの表面加工が特徴。
アメリカのゴア社との共同開発で、ゴア社の持つ「マイクロウェブ」
テクノロジーで表面をコーティング。
ストリングにテフロン加工のようなことをしたと思ってください。
(ちなみに「テフロン」はヂュポン社の商標で別物です)

この表面加工により、ストリングがほとんどズレ無い。
手でずらしても一瞬にして元の位置に戻ります。
これによってパワーロスを無くし、耐久性を高めているそうです。
試打しましたが、独特のカッチリした打球感があります。

杉山愛はナチュラルとポリのハイブリッドを使用しているそうですが、
縦糸にリコイル、横糸にナチュラルに変更したそうです。

とまあ、かなりの数をリリースしたプリンス。
革新的テクノロジーという意味でも期待通りでした。

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