ワタクシがテニスをはじめたのは高校生から。
それまでは、バスケットボールひと筋。
ところが、進学した高校に強豪校バスケ部の
猛者が集まってしまった。
こりゃ、レギュラーなんて絶対に無理だと、
実力主義を冷静に分析して、バスケットボールに
見切りをつけることに。
かといって、小学校から部活漬けの体は、
帰宅部になんてなったら、持て余してしまう。
そこで目をつけたのがテ二ス。
女子も多いし、楽そうだし、ウハウハの高校生活かななんて。
軟式じゃ、中学からやってるやつにかなわない。
当時は硬式テニス部を持っている学校は少なかった。
おあつらえ向きに、硬式テニス部はまだ部に昇格する前の愛好会。
「愛好」会という響きに引き寄せられてフラフラと入部。
入ってみてビックリ。
最初の練習はマラソンとコートづくり。
死ぬほど走って、その後はショベルとつるはしで土を掘り返す。
なんと部として認められてなかったので、コートが無かったのだ。
まさに、「青が散る」の初回そのもの。
極めつけには、女子部員が一人もいなかった。
「愛好会」とは完全に不当表示としか言いようの無い
恐い先輩が勢ぞろい。
入部初日にして、ワタクシのバラ色(桃色?)の
高校生活に暗雲が立ち込めたのであった。
(続く・・・かも)
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