スティックとか、ノンバーバルとか。

仕事

豆腐バーがワタクシ的には今ひとつだったので、
今度はこれにトライ。

サラダチキンね。
これは美味い!!
ちょっと濃いめだけどアリだな。
チキンでカラダづくりだな。

さて、伝わり方の話。

プレゼン研修などで、よく「バーバル」「ノンバーバル」って言葉が出て来る。
バーバルというのは「言語」。
言葉でなにを伝えるかってこと。
内容って言ってもいのかな。

ノンバーバルは、「非言語」のこと。
身振り、表情、声の調子など、言語以外に伝わるもの。
ヒップホップ的な言い方だと「バイブス」とか。


人は「何を言ったか」ではなく「どう伝えたか」で判断するそうだ。
どんなに立派なことを言っても、伝え方が上手くないと
実際のところ、何も伝わっていないということになる。

何らかのプレゼンをするとき。
椅子に座り、ずっと資料やPCを見ながら、一本調子で話す。
きっと相手は眠くなるし、内容はほとんど伝わらない。

立ち上がり、身振り手振りとともに、強調したい部分は声量をあげ、
大きなアクションをそえて話す。
両者の伝わり方は圧倒的に違うはず。

コミュニケショーンスキルにおいては、
この「ノンバーバル」をどう使うかってことがよく言われる。
結局のところ「どう見えるか」が重要だったりするってこと。
人は「見た目」だってこともにも繋がる。


で、「ノンバーバル」って、その場の伝わり方だけじゃないなって思うことが多い。
何らかの指示や依頼、感謝や謝罪、様々なビジネスコミュニケーションの場面で、
その意図が上手く伝わらない、伝わってこないタイプの人がいる。

言葉遣いや文章も丁寧だし、儀礼的な書き方も押さえてはいるのに、
なぜかそれが伝わらないという不思議で不幸な状況。


表面に出ている言葉や文章は「バーバル」。
一方、その人の持っている空気感や表情、行動は「ノンバーバル」。

伝わり方の多くは「ノンバーバル」が支配するから、
その人となりや普段の行動が必ずついて来る。

人に助けを求めるのに、逆の立場になった時には動かないよねとか。
人にはやらせるけど、自分は汗をかかないよねとか。
人にやらせて自分はさっさと帰っちゃうのねとか。
あれだけ親身になって助けたのにねとか。
今度は自分が助ける番とは思わないのねとか。

いくら丁寧に言葉を尽くしても、行動がそうだから、
上っ面だけで、全然気持ちが伝わらないタイプ。

自分のことしか考えていないのが透けて見える。
テクニック的に言葉を並べても、大きな「ノンバーバル」はひっくり返せない。
乱暴に括ってしまうと「人柄」ってことになってしまうのかもしれないけど。
ようは普段何をしているかで、聞いてもらえるのか、人が動いてくれるのかが決まる。

当たり前のことではあるけど、これが本質。
「助けても感謝がないんだよね」って見えてしまうタイプは確実にいる。
そしてその人のために動こうって人がいなくなる。


ある仲間が言った。
「人で苦労する人は、どこに行っても苦労するんですよね」
確かに、苦労しないというか、人をまとめる、チームを作るのがうまい人は、
どんなに人材的に苦しいところに行っても、半年後にはチームをつくっている。

一方、人で苦労する人は、人が辞めたり、居つかなかったりを繰り返す。
基本的にはどこにいっても同じ。
どんなポジションになっても変わらない。

大きな意味で「ノンバーバル」が効いているってことだ。
「困ってるから何とかしてあげよう」と思ってもらえる、
「いつも助けてくれるから」「気にかけてくれるから」と思ってもらえるか、
「仕事だから最低限やることはやってあげるけど」と思われるのか。


これって残念ながら「人のつくり」だから致命的に治らないよねとも思う。
「バーバル」の言葉はテクニックとして尽くせても、
本質の部分は分かっていないから全然伝わってこない。

ありふれた言い方だけど、
「感謝」「謝罪」「お互い様」「損得抜き」「義理や道理」
で動ける人じゃないと、自分のために人は動いてくれない。

ワタクシはあまり感情優先で物事を判断しないようにしているけど、
そういう部分の言動不一致はないようにしたいと思っている。

伝わり方って、言葉や文章のテクニックじゃなくて、
もっと本質の関わり方や振る舞い、行動の部分なのね。
それが分からないと上に立つのは厳しい。
リーダーの資質ってそういうことだと思うんだな。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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