まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
知り合いのコーチに勧められて買った本。
星の商人 -「成功の秘法」を手に入れるためのレッスン-
短くて簡単に読める本だが、商売の基本が詰まっている。
成功のためのマニュアル的な要素も強いのだが、
架空の都市での話として書き上げてある。
「自分が儲けるのではなく、相手に儲けてもらう」
「成功は分かち合う」など、商売の正道を
説教がましく無く説いている。
聞けば当たり前の話なのだが、日々に忙殺されると
つい忘れがちになる大原則を思い出させてくれる。
なかなか良い出会いだったなと思った一冊だった。
ありがとう、Kさん。
さて先日のこと、東急田園都市線・つきみ野駅に降り立った。
日本テニス事業協会の仕事で、ある御方のお話しを伺うためである。
時折、小雨がぱらつく中、改札で同業他社のC葉コーチに会った。
彼も同じところを目指して来たらしい。
世間話をしながら駅を出る。
しばらくして、C葉コーチが言う。
「こっちでいいんですか?」
「ん?知らないよ」
「だって、ためブロさん、自信たっぷりに歩き出すから」
「いや、自信ていいうか野生の勘」
「マジですかぁ!こっちにありそうな雰囲気ないんですけど」
「そうかなぁ。太陽どっちに出てる?」
「太陽って・・・そこまで野生なんですか」
「あ、あそこに親切そうなオジサン発見」
「結局、人頼みっすか。他の人に聞いてたためブロさんの印象と違う」
「ん?なんて聞いてた?」
「すごく緻密で抜かりの無い人だって」
「ああ、合ってる、合ってる」
「合ってないっす」
そんな掛け合いをしながら、時間ギリギリに約束の場所に着く。
C葉コーチの会社のボスが「遅かったな」と言うので、
「C葉さんが、変な方向に歩き出すもんですから」と言うと
「ボクじゃないじゃないですかぁ」と半泣きになっていた。(笑)
そんなわけで、ここは「こすげ鍼灸接骨院」である。
院長の小菅先生はテニスプレーヤー。
インカレ出場、全日本選手権出場、
現在も全日本ベテラン選手権出場と名プレーヤーなのだ。
ワタクシも遠い昔にどこかの大会で
一度試合をしたことがあるが、
まったく相手にならなかった覚えがある。
もちろん、小菅先生は1ミリも覚えていなかったけど。
今回は協会主催で開催するテーピング講習会の講師の依頼に来た。
選手、愛好家問わず、テニスプレーヤーに多いテニスエルボーなど、
多くの方が苦しんでいるスポーツ傷害のためのテーピングの
講習会を開催しようということである。
まずは骨と筋と腱の構造から教わる。
そして診断方法と痛んでいる筋、腱の特定。
そこにテーピングしてみる。
自分で巻いたあとは、互いにやってみる。
お客様に頼まれた時も戸惑わないですむ。
フォア側、バック側それぞれの痛みに対する対処法を教えていただく。
グリップの厚さと使われる筋肉の部位の違いなど、
テニスプレーヤーならではの話も非常に興味深かった。
治療室にテニスラケットが置いてある接骨院てのも
ワタクシたちにとっては、とても素敵な場所だった。
とてもお忙しい中、講師を引き受けてくださった小菅先生の日程は
「全日本ベテランが終わってからなら」というもの。
試合頑張ってください。
そんなテーピング講習会は近々、日本テニス事業協会から
案内がされる予定である。
募集人数がとても少ないので、興味のある方はお早めにである。
ということで、ミッションを終え、
皆さんと別れて一駅先で降りる。
この地の物件情報をいただいたので、現地調査のためである。
土砂降りの中、歩くこと20分超。
着いた場所はテニスビジネスにはちょっと厳しそうだった。
足下をグショグショにしながら、
スーパー銭湯に寄ってしまいたい気持ちを抑えて
新宿本社まで戻ったワタクシである。
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