おとうさん?とか、HEAD INSTINCT REV PROインプレとか。

テニス用品


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

近所を散歩していて出会った。
IMG_0773
「おとうさん?」と聞いてみたら、ペロペロと手を舐めた。
おとうさんではなかったが、メッチャ撫でてあげた。
かわいいな。

 

さて、全豪オープンも二日目が終わった。
圭の試合を少し観たが、普通に強い。
アルマグロのカウンターをさらにカウンターで返していた。
トップにいるってのはこういうことなんだなと思った。

で、全豪オープンでお披露目の新しいHEAD INSTINCT。
MPに続いてREV PROである。

HEAD GrapheneXT INSTINCT REV PRO
230515_Instinct_REV_PRO
■フェイスサイズ:100平方インチ
■ラケット長:26.8インチ
■フレーム厚:27-22,5-21mm
■ウエイト:255g
■バランス:345mm
■ストリング:16×16
■グリップ:1・2
■価格:30,000円

REV PROはMPには無かったASPを搭載。
ストリングパターンを変えることができる。
230515_Instinct_REV_Pro_Detail_3
クロスストリング16本でソフト感と飛びを得るか、
19本でカッチリ感とコントルール性を得るか、
好みで決めれば良いと思うが、
ストリングを張り直さないと試せないところがちょっと面倒かも。

ショップやスクールの試打ラケットで
しっかり試しておくのが良いと思う。

もちろん、レックのラケットキャンペーンには
両方のパターンが登場予定。
納得出来るまで打ち込んでいただきたい。

 

で、打ってみた。

扱いやすい。
特にこのREV PROを打った時の扱いやすさは格別だった。

この取り回しやすさ、振りやすさはなんだろうと思うほど。
大きな要因はラケット長だと気付いた。

INSTINCT REV PROのラケット長は26.8インチ。
27インチより微妙に短い。
この微妙な差が操作性に大きく寄与しているのではないだろうか。

ほんの少しの差なのに、手の延長感が非常に強い。
とにかく思った通り自在にラケットを動かせる。

フェイスがエアロシェイプということもあるだろう。
230515_Instinct_REV_Pro_Detail_1
操作性に加え、振り抜きも良い。
どちら方向にも扱いやすいということである。

 

打球感はやはりソフト。
MPのほうがボールの乗りがというか粘りが長い気はする。
REV PROの方が少しだけ弾きが良い印象。

これはREV PROのほうがウエイトが軽いためなのか、
またはASPを搭載するために、フェイスサイドの剛性を
確保した影響かもしれない。

ただ、球持ちが悪いわけではなく、
基本的にINSTINCTはソフトな感触なので
REV PROもコントロールに不安が出るほどの
ぶっ飛び感まではないので安心である。

 

スピン性能も悪くはない。
しかし、ヘビーにトップスピンを掛ける感じではないような気がする。
普通にフラットドライブのイメージで振り抜けばちゃんと良いボールが出る。
とても素直に打球が放たれる印象である。

クロス16本は少しだけフェイスが暴れる感じがする。
クロス19本はしっかり感が強い。
個人的には19本が好みかな。

まだパワーが足りないジュニアはクロス16本で
アシストしてもらいつつ、引っ掛けてスピンをかけるものいいかも。

試打ラケットのテンションは確認しなかったが、
クロスストリング16本と19本でテンションを変えることで
それぞれの最適なセッティングを見つける作業が必要だと思う。

 

操作性の良さはネットプレーにも生きる。
とっさの動きも遅れないし、一瞬フェイスに乗ったボールが
心地よく弾き出される。
無理に押し出さなくても深いボールがしっかり飛んでくれるのは
ダブルスのボレーボレー戦でも有効だと思う。

サービスは操作性が良い分、勝手に回るというよりは、
自分から意識的に振っていく感じ。

その分、スピン量の調整などはやりやすい。
フラット系もドカンというよりも、
鋭く振って回転をという印象かな。

 

とにかく、総じて「扱いやすい!」ラケットである。
MPだとウエイト的に厳しい女性プレーヤー、ジュニアには
このREV PROをオススメしたい。

身体に負担の少ない打球感ながら、ショットは鋭いという
相反するメリットを兼ね備えたラケットだと思う。
カラーリングもコート映えするし、
春に向けてイチオシアイテムかも。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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