REDBULLとか、Wilson ULTRA PRO99 V5インプレとか。

街歩き


駅前にREDBULLゾーンが。

カッコイイな、REDBULL。
ワタクシもクルマにステッカー貼ってた時期があった。
ちなみにこの手のエナジードリンクはまず飲まない。
だって、身体に悪そうだよね。

さて、Wilsonからアレがいよいよ発売になった!

Wilson ULTRA PRO 99 V5

■フェイスサイズ:99平方インチ
■ラケット長:27インチ
■ウエイト:305g
■バランス:325mm
■フレーム厚:22.0〜24.0〜21.0mm
■ストリングパターン:16 x 18
■グリップサイズ:G2 / G3
■価格:42,900円(税込)

先に発表された新しいULTRAシリーズ中、遅れてようやく発売になったULTRA PRO 99。
各機種を比べればすぐ分かるが、まったく別物である。

実はこのフレームは、かの名品 STEAM 99Sのモールド(金型)を使用している。
STEAMといえば、錦織圭の全盛を支えた名機、つまり結構古い。
なぜ今更?という気もするが、実は選手からのリクエストがいまだに多いモールドなのだ。

今さら秘密でもない当たり前のことだが、選手の使用モデルは市販品とは別物。
コスメ(塗装)こそ最新モデルだが、中身は選手個々のリクエストに合わせてつくってある。

関口周一プロも歴代PRESTIGEを使用しているが、
中身は最後までYouTek PRESTIGEあたりのものだった。
というか、YouTek PRESTIGEでもなく、完全オリジナルのフレームかも。
ワタクシ、歴代の市販品PRESTIGEと関口プロの歴代使用機を持っている。
今度、全部張り替えて打ち比べてみると面白いかも。

「PRESTIGE打ち尽くし会」やってみますかね。
元ミスターHEADの小林さんにも来てもらったら面白いかも。
興味のある方はコメントください。


話が外れた。
ということで、STEAMモールドは選手の支持が厚く、
いまだこれを使っている選手も多いのだそうだ。
コスメは、ULTRAとかBLADEだったりするんだろうけど。

ということで、STEAM99モールドが新しいULTRAを纏って出てきたのがこれ。

もちろんストリングパターンは目の粗いSラケ(16×15?)ではなく、16×18。

若干、テーパーの掛かったフレーム。

高剛性と少しのしなりがパワーを生み出す。(たぶん)


フープトップにはパワーグループという溝が入っている。

これによってフェイスのブレが抑えられて挙動安定の効果がある。
クルマのルーフやノートPCに段差をつけて強度を出すのと同じね。(たぶん)

フレーム全体はXループ形状。

これも選手の要望が多いらしい。

ということで、打ってみた。

やっぱりゴツい。
STEAM 99Sのイメージだと簡単な気がするが全然違う。
選手が使用するPROだけあって、けっこうゴツい打ち心地。

とはいえ、しっかり当てた時のフィーリングは抜群に気持ち良い。
グリっとスピンというよりも、フラット気味に厚く当てて振り抜くと、
いい感じのボールがぶっ飛んでいく。
潰してのフラットドライブ系だね、これは。

とはいえ、99フェイスだから飛ばないってことはない。
305gのウエイトも扱えつつ、取り回せるギリギリの線を狙っている。
最近、300gではなく305gのモデルをちらほら見るが、アリだと思う。

ということで、しっかり振って、しっかり当て、潰して撃ち抜くのが良しだ。

スライスもそれなりに振ってしっかりラケットを送ると、
滑るような軌道で低くボールが飛んでくれる。
よりパワーを伝えてのスライスなので、バウンド後の伸びも良いと思った。

ネットプレーは引きすぎず、しかし少し送った方が良いのかなという感じ。
当然、ポワンと勝手に飛んでいってはくれないので、しっかり握って安定させた方が良い。
極端にセンターを外すと衝撃がしんどい。
というか、ちゃんと当てろよって話なんだけど。

バックボレーはキレイにスライス面で当てて飛んで滑ってくれる。
これはバックの方が得意なワタクシの問題である。

サービスは自分からしっかり振って、ガツン!と当てるイメージ。
これはSストリングパターンなら引っかかってくれるのだろうが、
16×18だから、それなりに振って自分でコントロールをしなければ良いボールにならない。
まあ、選手モデルの色合いが強いので、全般にしっかり振りなさいって感じ。

これを使いきれたら、きっとめちゃ良いプレーが出来るだろうなぁ。
インプレ用の試打程度ならそれなりに打てるけど、試合はどうかな。
何れにしても、ちゃんと振り切れる方、BLADEからのスイッチにもオススメかも。

良いラケットです!


ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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