葛飾区にあるウェルラケットクラブさん。

地理的にはそんなに遠くないのだが、初めて来た。
こういうつくりなのね〜。
いい感じのテニスクラブです。
さて、ここに来た目的はピックルボール。
ウェルさんにピックルボールコートが新設されたのだ。


インドアコートの裏手に4面。
カラフルで楽しそうなスペースが。
実は今回、この会場でピックルボールのライセンス講習会が開催される。
アメリカのラケットスポーツプロ団体が発行する
ピックルボールのプロライセンスのワークショップを日本で開催することになった。
JPTA(日本プロテニス協会)が業務提携しているRSPA(アメリカラケットスポーツ・プロ協会)は、
テニスの他にもピックルボールやパデル、スカッシュなどのラケットスポーツの
プロライセンスを発行している。
日本プロテニス協会は現時点では、テニスのプロライセンス発行団体。
ピックルボールや他のラケットスポーツのプロライセンス発行はしていない。
ということで、今回はアメリカのライセンス発行、
日本プロテニス協会は開催協力という形を取らせてもらった。

講師はLAから来てもらった平沢さん。
元々はヨネックスアメリカに勤めていて、セレスやヒューイットなどの
プロ選手を担当していたが、ヨネックスを退社し、そのままアメリカを拠点として、
テニスコーチとして活動をしている。
出身は千葉で、プロコーチライセンステストの時、ワタクシがテスターだっだらしいが、
まったく覚えていない。ゴメン。
今回、平沢さんにはRSPAのピックルボールライセンスを取得してもらい、
一定の資格付与が出来るようにしての開催となった。
遠路はるばるありがとうございます。
スペシャルゲストはダニエル・ムーア氏。

ピックルボールの全米チャンピオンにもなった本格派プレーヤー。
15歳まで日本で育ったので、日本語ペラペラなのがありがたい。
初日のこの日は14名の参加者。

ワタクシも受講者側として参加させていただいた。
写真撮影の直後、台風の影響で土砂降り。
インドアコートに移ってワークショップが始まった。

各ショットの基本、打ち方を学ぶ。
覚えるというよりも、教えられるようになることが目的である。
ルールの細かな部分も確認。

微妙な判断が必要なケースなどもクリアにしていく。

うまいなぁ、ダニエル。
全員プロテニスコーチなので、打球技術は問題なし。
とはいえ、テニスと同じ感覚ではうまく入らない。
アジャストしながら精度を上げていく。
午後は実技テスト。
ライセンス取得だから当然なのだが、この歳でまた実技テストを受けるとは・・

というか、平沢くん、ワタクシにだけ妙に厳しくないか。
なんか半笑いだし。

両足が揃っていてへっぴり腰に見えるが、これが基本形。
ネット近くのノーボレーゾーンに入らないようにしながら、
出来るだけ前で打つため、テニスのように横向きで踏み込むということはないのだ。
よって、正しいフォームで打っているので誤解のないように。
緊張の実技テストもどうにかクリア。
最後は座学〜テスト。

これはなかなか難しい。
平沢さんが英語を訳しながら進めるのだが、微妙な表現も多く、
引っ掛け問題?ってのも多かった。
そして実技をたっぷりやった後なので眠い・・・
ということで、丸一日詰め込んだワークショップ。
ピックルボールの魅力も分かったし、おそらくライセンスも取れたと思う。
自分の本業で活きるかどうかは未知数だけど、良い経験になったし、
またひとつ資格が増えたのも財産かな。
5万円はちょっと痛かったけど。
ワークショップはこの後、ここでもう1回、神戸で2回開催予定。
ワタクシも神戸に行かねばなのだなぁ。
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