神宮前、代々木辺り。
carhartt、いいよね。
ジャケットとか、パンツとか、よく買ったなぁ。
ゴワゴワ加減がアメリカのオシャレなワークウェアぽくてよかった。
今はワークマンがすごいらしい。
行ってみるかな。
さて、人には思い出の味ってのがある。(よね?)
ワタクシにとっての思い出の味っていうか、ソウルフードはこれ。
上野駅前、アメ横入口あたりのクラウンエースのカツカレーだ。
この店、ワタクシが関東に出てきた頃からここにある。
当時は東北新幹線も開通してなくて、
実家に帰る時は上野駅から東北本線に乗る。
お金のある時は特急、無い時は鈍行で延々数時間の電車の旅。
あ、ところで、電車ってなんて言ってた?
ワタクシ、子供の頃は、「汽車」って言ってた。
東北本線とかそういうのは「汽車」、
福島駅から飯坂温泉への小さな私鉄は「電車」って言ってたっけ。
東京に出てきてから、「汽車」って言うことはなくなったけど、
自分の中では新幹線が開通するまでは、心の中の東北本線は「汽車」だった。
話がそれた。
ということで、東北人にとって上野は東京の玄関口。
千葉県の市川市から京成線に乗って上野へがいつものルートだった。
福島に行く前に、エースでカツカレー。
帰ってきたら、エースでカツカレー。
当時から500円だったけか。
もしかするともう少し安かったかも。
とにかく、上野に行ったらエースでカツカレーだ。
お腹空いてなくても、エースでカツカレー。
これ、定番ね。
神社の前で手を合わせるくらいな感じ。
だからここのカレーを食べて、30数年になるってこと。
めっちゃ美味しいわけじゃないし、カツもぺらっと薄め。
そのB級感がなんとも好きだった。
自分のGoogleフォトで上野を検索すると、出るわ出るわ、カツカレー。
以前はカウンターオンリーだったっけ。
コロナ対策でセルフっぽくなったのかな。
ああ、たまらん。
もちろん今も上野界隈に行けば、よほどの事情がない限り、
エースのカツカレーに手を合わせることにしている。
そんな、青春からの味、エースが閉店してしまったらしい。
うそでしょ?
エースだけは永遠に続くと思ってたのに。
何の予告もなしに、閉店を惜しむ人たちの行列を呼ぶこともなしに、
ある時、普通に店を閉めたらしい。
ファンにとっては急は閉店に思えるけど、閉店は前から決まっていたとか。
なんかエースらしいな。
ああ〜、青春の味がひとつ消えてしまった。
とても残念。
上野に行く理由がひとつ減っちゃったな。
実はこのクラウンエース、茗荷谷にも1店舗あるらしい。
茗荷谷店は行ったことはないが、この味が欲しくなったら行ってみよう。
たぶん、お袋のカレーよりも食べてるエース。(そうか?)
いつか再開してくれないかな。
コメント