ビジネスパル全国大会、敗退が決まった2日目。
普段だとそれぞれに食事するのだが、
この空気のままバラけるのはと思い、
皆で一緒に食事をしようと提案した。
食事を終え、ホテルに戻ろうとしてたところで
選手たちに呼び止められた。
平田主将が皆を代表してお礼の気持ちを伝えてくれた。
涙ながらの言葉にこっちも泣いてしまった。
結果は結果だが、学ぶものも多かったし、
選手たちの気持ちはとても有難かった。
また来年は東京予選から。
頑張ろう。
売れないミュージシャンがビートルズのいない世界にスリップ。
憶えているビートルズの曲を引っさげてあっという間にスターにという、
なんとも無茶苦茶なストーリー。
かわぐちかいじの描いた「僕はビートルズ」という漫画も
ビートルズのコピーバンドがビートルスデビュー前の時代に
タイムスリップするストーリーだったが、
この映画はビートルズのいない世界である。
ビートルズがいないってことは、
当然、後に続くたくさんのミュージシャンも存在しない。
ミュージシャンだけでなく、カルチャー、ファッション、政治、宗教、
あらゆるところにビートルスは影響を与えているし、
新しい世界を切り拓いた。
果たして、ビートルズの楽曲を知っているだけで、
ビートルズになれるのか、ビートルズのような影響力を持てるのか。
もちろんそれはない。
そして楽曲もどこからどんなふうに湧き上がったものなのか、
自分のものとして昇華させることができるのか。
まだ映画評を聞いただけだが、とても面白そう。
観に行くでしょ、これは。
ということで、ビートルズはやっぱり偉大だ。
今では普通になっている曲の最初がサビから始まるのも
ビートルズのShe loves youからだし。
あ、Can’t buy me loveもそうか。
とにかくこれまでの音楽の常識を次々と覆して、
さらには、REVOLVERやSGT PEPPERSのような実験的な音作りをしていく。
それが恐ろしく高次元な完成度という超人的な音楽性。
さらには音楽だけじゃなくて、カルチャーを次々と変革していった彼ら。
ファッションも発言も、振る舞いも、そして生き方もだ。
社会現象を通り越して、社会を変えてしまったと言っても過言ではない。
そして今も色褪せないバンドってすごいことだ。
ポールは今でもライブをしてくれるけど、もう70歳オーバー。
When I’m Sixty-Fourを超えて今も歌っている。
思えばワタクシも小学校の時にソニーのラジカセから流れてきたビートルズを聴いてから、
今もビートルズを聴いているって、すごいことだなぁ。
(ちなみにその時のカセットテープは長崎屋のオリジナルの安いヤツだった)
ジョンもジョージもいないけど、ビートルズは永遠だ。
そんなビートルズをフューチャーした映画、YESTERDAY。
監督は、スラムドッグミリオネアのダニー・ボイル。
これはもう観るしかない。
10月かぁ、はやく観たいぞ。
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