第95回 関西オープンテニス選手権大会において、
竹島駿朗プロがダブルス優勝!
パートナーは菊池玄吾プロ。
昔から組んでいる鉄壁コンビである。
第一シードを守っての優勝、素晴らしい!
おめでとう!駿朗、玄吾。
ちなみに竹島プロが送ってくれた写真、
上のちゃんとしたものはとても解像度が低く
もう一枚の高解像度画像はこちら。
なんでこっちが高画質?
こっちを使って欲しかったのかな。
さて、4月に発売になったHEAD G360 RADICALシリーズ。
先週末からスタートしたREC各校のラケットキャンペーンにも
試打ラケットが揃っているので、ぜひお試しいただきたい。
ということでインプレ。
■フェイスサイズ:102平方インチ
■ラケット長:27.0 インチ
■フレーム厚:22-25-23mm
■ウエイト:280g
■ストリングパターン:16×19
■バランス:320 mm
■グリップサイズ:1・2
■価格:31,000円(税抜)
本シリーズ中、唯一のフレーム形状が違うのがSである。
ウエイトは280g、フェイスサイズは102平方インチと
扱いやすいパワー系に振ってある。
このSモデルはどのシリーズにおいても、痒いところに手がとどく絶妙な位置付け。
もうちょっと軽ければ・・・、もうちょっと飛んだらという
微妙なもうちょっとをカバーしてくれるのだ。
ということで、試打してみた。
打ちやすい!
うーん、なんというか全体にソフト。
実は今回のG360 RADICAL、フレーム剛性が上がったのか、
攻撃的で良いという意見と、硬いという意見がある。
剛性が上がったという意味ではどちらの意見もあっていて、
感じ方、表現の違いなのだろうが、確かに人によっては
「硬くてしんどい」と思うかもしれない。
そういう意味ではこのSがその溝を埋めてくれるモデルだと思う。
フェイスサイズのわずかなアップが、飛びとソフト感を作ってくれる。
MP、PROのドライな剛性感よりも若干ソフトにボールを捉え、
気持ちよく弾き出してくれる。
全体にほんのわずかなマイルド感は扱いやすさを生み出し、
RADICALのオールラウンド差を際立たせている。
スピンも自然なスイングでちゃんとかかる。
ヘビースピンはそれなりに振る必要があるが、
ラリーの引き合いでは無理せずとも適度なトップスピンがかかり、
安心感をもたらしてくれる。
ボレーも自然な飛び。
押し込む意識を強く持たなくとも、
フェイスがボールをホールドし、飛ばしてくれる。
ネットでの扱いやすさと飛び。
ダブルス中心のプレーヤーには恩恵が大きいと思う。
サービスはスピン系はもう少しキレが欲しいかなと思ったが、
素直に回転がかかるため、安心感は大きい。
ウエイトが軽めで極端なトップヘビーではないので、
自分からそれなりに振っていくことも必要かもしれない。
全体には非常に扱いやすいラケットだ。
RADICALいいけど、PROは無理!MPもちょっとなぁと思ったら、
ぜひこのSを手にとって欲しい。
とにかくこのS設定、絶妙です。
お試しあれ。
コメント