まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!
そんなわけで、吉田拓郎の懐かしい本を買ったのだが、
ついでに当時読んだ2冊も買ってみた。
俺の井上陽水(富沢一誠著)
当時の装丁ではないが、何度も繰り返し読んだ一冊である。
福岡から出て来たばかりの不遇の時代から
一躍ヒットメーカーとなり「二色の独楽」の頃までを綴ったもの。
富沢一誠なる人物を初めて知ったのもこの本だった。
陽水と同じく、氏が世に出るきっかけになった一冊のような気がする。
この頃、富沢氏はラジオ番組でフォークシンガーとも対談していたような気がするが、
もはや記憶は定かではない。
文体が「〜であります」みたいな、いかにも70年代な感じで
少し恥ずかしいような懐かしいような、
富沢氏も若かったのだなぁという感じ。
ふと思ったのだが、ワタクシの文体もこれに近い感じがして
恥ずかしい思いの一因なのかもと思った。
愛の塩焼き
みなみこうせつ書き下ろしの自伝。
こうせつさんの人柄がにじみ出た読みやすい一冊。
かぐや姫もコンテスト番組に出ていたことはこの本で知った。
弾き易いコード進行と、拓郎や陽水ほど
特異なキャラが要求されないかぐや姫は、
当時のフォーク少年少女のコピー定番グループでもあった。
うーん、懐かしい。
こういう本を読み直しはじめたってことは
歳を取ったということなのだろうか。
さて、約3年振りである。
何が3年振りかというと、日本プロテニス協会のプロテストである。
もちろん、テストを受ける方ではなく、テスター(試験官)での参加だ。
会社を移って2年半、一度もテスターの要請が無かった。
転職して忙しいと慮っていただいたのか、
何らかの力学が働いたのかは知らないが、
とにかくすっかりご無沙汰であり、
今回、要請をいただいたことも正直、驚きだった。
実はこの先数年はお呼びはかからないだろうと思っていたので、
テスト日程もあまり把握しておらず、依頼に応えるのに
多少のスケジュール調整が必要で、最初は断ろうかと思っていた。
しかしボスから「せっかくだから貢献すれば」との後押しもあり、
なんとかかんとか調整し、参加と相成った。
そんなわけで準備をしていて気付く。
日本プロテニス協会は数年前にロゴを変えているのだが、
ワタクシ新しいロゴのオフィシャルウェアを1枚も持っていない。
プロ協会とは疎遠になっていたので、ウェアも購入していなかったのだ。
テスターがオフィシャルウェアを着ていないのも何だが、
そこは久し振りということで勘弁いただこうと
会社のウェアで参加することに。
当日、若干緊張しつつ会場入り。
テスターの方々とも久し振りにお会いし、近況報告など。
テストが始まる。
久し振りの採点ではあったけど、
数日前からテスト内容の確認しておいたことや
社内テストのテスターを担当していることもあり、
問題無く日程を終えることが出来た。
今回、新たなテスターが3名デビューされたが、
「人の人生を決めるかもと思うと、緊張しました」とのこと。
その気持ちはよく分かるし、忘れてはいけないと思っている。
受験生も緊張しているが、テスターも同じように緊張している。
それだけお互いに真剣勝負ということである。
何にしても無事にお役目を果たせて良かった。
新テスターたちに誘われて飲んだビールは格別だった。
(って、結局飲んでるのか)
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