まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
野口英世が福島の実家を離れる際に柱に彫った言葉だそうだ。
「志を得ざれば再び此の地を踏まず」
スゴイな、英世。(友達かっ!)
ワタクシが福島を出る時は何も考えてなかったなぁ。
原宿のVAN JACKETに買い物に行こうとか、
ホコ天に竹の子族を見に行こうとか、
渋谷のライブハウス「屋根裏」に行こうとか、
そんなことだけ考えてたような気がする。
記念館で購入した「漫画・野口英世伝」によると、
かなりストイックに勉強、研究をするタイプだったようだ。
まあ、あそこまでの人物になるのだから当たり前だろうけど。
我が身を振り返って恥ずかしくなったワタクシである。
(だからといって、何をするわけでもないが)
さて、長々と書いてしまったバスフィッシングトーナメント。
表彰台に絡めそうなウエイトは穫ったものの、まだ安心出来ない。
とはいえ、この川の最上流部は流れがきつく、
そろそろ釣りをするのもキツくなってきた。
下りながら釣りをして別の場所に行こうと、
逆向きにボートを向けてた途端、スゴイ勢いで
ボートが流されてしまい、危なくて釣りにならない状況。
こりゃダメだ。
大きくエリアを変えようかと相談しているワタクシたちに
岸から声をかける集団が。
逆行でよく見えないが、警察と消防の方々がズラリ。
気づけば、頭上にはヘリも飛んでいる。
「スミマセーン。どっから来ました?」
「川の上流から釣りしてますけど、どうしました?」
「2、3日前に人が流されて探してるんだけど、いませんでした?」
「(いないよ!)見かけなかったですけど」
「見つけたら連絡もらえますかね」
出来れば見つけたくないものである。
もし誰かが見つけて大騒ぎになった日にゃ、
トーナメントもノーコンテストになってしまう。
せっかくのチャンスがパーである。
ということで、早々にこの川を引き揚げることにして、
別の川筋に大きく移動した。
着いた先は、手堅い実績のある橋脚周り。
しばらく釣りをしたが、何の反応も無い。
ついでにポイントをシェアしていたボートに
結構良いサイズの魚を釣り上げられてしまう。
そんなワタクシたちに追い打ちをかけるように、突然の豪雨。
橋桁の下に避難するも、なかなか止む気配がない。
帰着時間も迫っていて、ノンビリ雨宿りしているわけにもいかない。
@クン 「覚悟を決めて戻りますか?」
ワタクシ「濡れるのはいやだ」
@クン 「カッパ、積んでないんすか?」
ワタクシ「お前が朝、要らないって言ったんじゃんか」
@クン 「帰着遅れで失格でもいいんすか?」
ワタクシ「それもイヤだ」
わがままなやり取りをしながら、
ふとライブウェル(生け簀)を見ると
さらに恐ろしい事実が発覚。
一番大きな魚がプカーっと横になってひん死状態。
当然ながらデッドフィッシュは検量対象外。
ヤバい!さっき、ここで水を入れ替えたのがまずかったか。
たしかにこんなアオコだらけのエリアの水じゃ、
魚もシンドイわなぁ。
こうなったら一刻も早く帰着して検量してもらおうということで、
少し雨が弱まったところを一気に戻る。
頼む!あと10分生きていてくれ!と念を送りながら、
帰着申請し、本部に早めの検量をお願いする。
ギリギリまだ息のある状態で無事検量。
3820gというハイウエイトである。
その後、続々と持ち込まれるウエイトも
結局、ワタクシたちを抜くことは出来ず、
見事、優勝となった。
いや、メッチャうれしい!
レギュラーシリーズではないペアトーナメントとはいえ、
やはり優勝というのはうれしいものである。
5年ぶりのトーナメント出場で知り合いも少なかったのだが、
これで少しは名前を覚えてもらえただろうか。
次は9月。
テニス界はデ杯やらテニスの日やら楽天オープンやら東レで
メッチャ忙しい時期だから出場は微妙かなぁ。
って、よく見たらデ杯の日程とドンピシャである。
こりゃ、無理だ・・・(涙)
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