みゆきさんとか、ストリングとか

ちょっと前の話だが、中島みゆきが紫綬勲章を授章した。

ウ~ン、みゆきさんが勲章かぁ。
本人は喜びのコメントを出してるけど、あまりピンとこないぞ。

ワタクシ、中島みゆきはデビュー当時から大好きだ。
シンガーシングライターとしての「中島みゆき」が好きなのであって、
松田聖子とのCMとか、オールナイトニッポンのみゆきさんには
あまり興味が無い。(大好きな人も多いだろうけど)

当時は、ちょっと屈折したフォークの時代から
荒井由美に代表される洗練されたニューミュージックへの移行期。
「中島みゆきが好きだ」と言うと、「暗い」とか言われたりしたが、
好きなものはしょうがない。

’78年発表の「愛していると云ってくれ」に収録されている
「お前の家」なんてのは、涙なくしては聴けない名曲だ。

好きだと言いながらも、彼女のライブには行ったことがない。
「夜会」っていうシリーズを長年やっているようだが、
芝居仕立てのステージにはちょっとひいてしまうからだ。
チケットが入手しやすいのかも知らないし。

やっぱり、中島みゆきにはギターを持って歌って欲しい。
でも、あんまりギターが似合わないんだよなぁ。
やたらとヒラヒラしたドレスみたいの着るからかな。
普通の格好で普通にギターを抱えたみゆきさんを見たいぞ。

一度で良いのでライブに行ってみようと思う。

さて、恒例の火曜日のテニス。

最近、なかなか練習時間が取れないので、
この貴重な練習日を楽しみにしていた。
加えて、この日はニューウエポンのテストも兼ねていたので、
なおさら気合いじゅうぶんでのぞんだ。

が、しかし、メチャクチャ調子が悪かった・・・

ダブルス3セットで、6-4  1-6  0-6。
思い切り尻下がりのスコアだ。
普段だと、3セットやるような時間が無いのだが、
あまりのワンサイドにキッチり3セット出来てしまった。

ボールが見えていない、振りきれていない、
ストロークの当たりが悪い(これは昔から)。
とにかく、ヒドイ出来だった。

打ち合わせのためにKen’s千葉に着ていた長塚京子プロも
ちょっと見て、苦笑いしながら事務所に消えていった。(失礼な)

「ああ、調子悪っ!」と騒いでいたら、
澤村コーチ、「
練習してないからです!」って。
確かにその通りなんだけど、
そこまでハッキリ言わなくてもいいじゃないか。
もちろん、調子が悪いのは自分の腕の問題だから仕方が無い。

で、今回新しいストリングを試してみた。
マルチ構造のかなり柔らかめの糸なのは分かっていたが、
想像以上に柔らかかった。

フレームのフィーリングが伝わってこないほどに
ボールを包み込む感触、ホールド感が強い。
これはこれで特徴があるのだが、ワタクシの好きな
球離れの良いタイプとは対極のものだった。

その分、ドロップボレーやバックハンドのスライスの感触は絶品。
「球乗りの良さ」とはまさにこのことを言うのだろう。
ストリングがボールをグイッとくわえて、糸を引くように送り出す。
好きな人にはたまらないだろうなって感じ。

しかし、ワタクシ的には、「球乗り」よりも「弾き」を重視したい。
この糸の「振っても振ってもヌケが悪い感触」を引きずりながら
プレーを続けるのは、正直しんどいものがあった。

ウイルソンの新製品、BLXの発表会でも言っていたが、
フィーリングは大事だと思う。
やはり好みではない打球感でプレーを続けるのは苦痛だ。
その部分でのストレスは影響が大きい。

ストリングでここまで違うのかと、いまさらながら思い知った
貴重な練習日であった。
やっぱり、マルチ系でももう少し腰のあるストリングが良いなぁ。

いや、決して不調をストリングのせいにしているわけではないのだが・・・

ということで、本日2本とも張り替えることにしたのだが、
さて、誰に頼もうかな。

「自分で張れ!」との声多数。

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