一昨日、プリンスさんから電話をいただいた。
「Maltさん、突然ですが明日時間あります?」
「え~と、明日は午前なら大丈夫ですが」
「いや、丸一日です」
「どうして?」
「ゴルフ行きませんか?ひとりメンバー足りなくなっちゃって」
「・・・無理っす」
「ですよねぇ」
たいした仕事をしていないとはいえ、
さすがに前日のお誘いは無理だ。
また誘ってください。
ただ、プリンスの偉い方々は、皆さん80を切るような
恐ろしいスコアで回ってこられる。
そういう意味でも、ご一緒は無理じゃないだろうか。
さて、今週のテニス、自分のラケットでプレーした。
前週は、ストリングが死んでいることに気づいて
張り替えようと思っていたのだが、
なんやかんやで張替えが間に合わず、
結局、試打のヨネックスを使った。
今週は準備万端、澤村コーチに張りを頼んでおいた。
(自分で張れよ!)
やっぱり自分のラケットは良い。
良いも悪いも癖も知っているから、
ミスショットのアジャストにもあまり悩まないで済む。
使い慣れた感覚は大事なんだなと再認識。
ラケットは使い慣れたものだが、ストリングは新製品を試打した。
写真では分からないが、ゴーセンが新たに発表した
ストリング断面が扁平のFGシリーズである。
今春発表されたこのFGシリーズは、ポリタイプとモノタイプの
2種類だったが、今回新たに「海島構造」タイプが加わった。
海島はゴーセン独自のマルチ構造である。
前回発表のFGシリーズ2機種は、それぞれ「ポリ=耐久性」
「モノ=スピン」と特徴付けられていたが、今回の海島タイプは
「ソフト感」がウリだそうだ。
実は前モデルもKen’sのコーチ陣で試打をしたが、
謳い文句とは別にコーチ陣からの評価は、「柔らかい」だった。
それが扁平構造からくるものなのか、ゲージなのかは分からないが、
基本的に「FGシリーズはソフト」というのがKen’sの評価だった。
そのソフトなFGが海島になると・・・・かなりソフトだった。
粘りのある打球感。
細いフィラメントだけを寄り合わせたマルチのように
ボールをくわえるフィーリングとはまた違うのだが、
ストリングというかフェイスにボールがグニュっとめり込む感じ。
そしてボールを弾き出す感じは若干薄い。
球離れ良く、すっ飛んでいく感じではない。
スイングでボールを押出すイメージだろうか。
個人的にはモノタイプのほうが、まだ芯のある打球感で好み。
海島になるとソフト過ぎて、打ち込んでいくフィーリングが
出にくいような印象があった。
ソフトではあるが楽では無いって感じかな。
ある程度、しっかりスイング出来て、自分の力で
キッチリ飛ばせる人に向いているような気がした。
ボールが飛びすぎてしまう男性プレーヤーが
抑えを得るためにフレームに薄いラケットにしたり、
ポリ系のストリングを張ったりするが、
このストリングはその中間的なセッティングを得る
ひとつの方法なのかもしれない。
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