まったく入らなかった。
キッチリ構えて足元に打ち込んでいるつもりなのだが、
ことごとくネットに引っかかった。
きっと、ベストな打点に入れていないのだろう。
澤村コーチが今度のスマッシュ誌の巻頭技術解説をする。
先日、澤村コーチから電話。
「今度の取材、テーマがダブルスの戦術なので、あと3人必要なんです。」
「そうなんだ。で?」
「旭コーチと富田コーチまではお願いしたんですが、あと一人がまだ」
「あとひとり?若手コーチで誰かいるでしょ?」
「いやぁ・・・Maltさん、空いてます?」
「え?オレ?空いてたらいいけど、澤村コーチのアシスタントか。うむ~」
「ですよねぇ。でも。探してみて他にいなかったらお願いします!」
後日また電話。
後ひとつの席は若手の大倉コーチが決まったらしい。
良かった、良かった。
取材はKen’sららぽーとで行われた。
天気が心配されたが、午後からは晴れてメチャクチャ暑い。
コート横からプレシャーをかけてやろうとコートに行ったら
すでに取材は終わっていた。
残念。
で、せっかくなので、ダブルスってことになった。
澤村コーチ・富田コーチペア対旭コーチ・ワタクシだ。
外でのダブルスは超久しぶり、うまいことボールが飛ばない。
出だし、アッサリ0-4でリードされる。
マズイ。
全員ブログやってるし、このまま終わったら、
何を書かれるか分かったものではない。
何とか盛り返すも、4-6で澤村・富田の勝ち。
泣きのもう1セット。
こうなったら、世界で一番プレッシャーに弱い男、
富田コーチを狙い撃ちするしかない。
旭コーチと一緒に、ささやき攻撃。
「ここ大事やで」「このポイントで流れが決まるな」
など、古典的な手口に見事に引っかかる富田コーチ。
セカンドは6-3で勝った。
「得ゲーム数の多いほうが勝ちってことで」と握手を求めたが、
拒否され、スーパータイブレークで決着をつけることに。
結局、澤村・富田の勝ち。
しかし、外のコートは難しい。
風の影響もあるし、日差しもある。
集中力崩れやすい。
キッチリ足を動かすとか、打点に入るとか、
基本的なことをおさえる重要性を思い出したり、
学ぶところも多かった久しぶりのアウトドアだったのだ。
それにしても富田コーチ、プレッシャーに弱い。
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