「ハイ、陽性です」
6歳児の発熱は見立てどおりインフルエンザ。
39度台の熱が続く。
これは非常事態ってことで、対策委員会を設置。
6歳児はリビング横の和室に隔離。
家族全員にマスク着用が義務付けられた。
(マスクは3時間ごとに交換)
食事は別。
熱があっても食欲はあるようだ。
脱水症状にならないので、これは助かる。
テレビを観ている間はおとなしいのだが、
終わったとたんに、「頭がクラクラする~!」と騒ぎ出す。
で、また観たい番組がはじまるとおとなしくなる。
程度がよく分からない。
夜、家人が夜勤のため、ワタクシが添い寝。
・・・のつもりなのだが、この方が邪魔をする。
普段ひとりで寝ているリビングに人がいることが
嬉しくてしかたがないらしい。
どうやら、マスクが気になるようで、顔に乗ってきて
マスクをペロペロなめる。
とてもじゃないが寝られない。
しかも、布団で寝ようとする。
布団に乗るなとは言わないが、真ん中に乗られると
ワタクシの寝るスペースが無い。
初めて知ったのだが、犬って人間みたいに眠りにつくようだ。
「フゥ~・・・」
「ウゥ~ン・・・」
「グゥ~」
ウルサイ。
抱き上げて定位置のソファーに戻すも3分もしないで戻ってくる。
で、寝ている子供の顔の周りを平気で歩き回る。
しかたがないので、Cooと一緒にソファで寝ることにする。
毛布だけソファに持っていって横になる。
Cooさん、ソファーには来ないで、
ワタクシがどいたあとの布団で寝てた・・・
よく寝られただろうよ。(涙)
子供がタミフルを服用すると異常行動のリスクがあるらしい。
処方箋にも、目を離さないようにと書いてある。
夜中、6歳児がむっくり起き上がった。
「とうちゃん。もう、あったまったからあがるね」
え?、異常行動か?
「席につかなきゃ」
・・・そのまま寝た。
どうやら寝ぼけただけらしい。
布団が暑くて、風呂に入った夢をみたらしい。
席につくってのは意味不明だけど。
ビビったぞ。
そんなこんなで、あまり寝られずに朝を迎えた。
6歳児の熱は36,7度まで急降下。
そんなすぐに下がるものなのか。
タミフル恐るべし。
予防注射をしていたのもあるのかな。
まあ、良かったよ。
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