前回はプリンス O3スピードポート ツアーのインプレを書きましたが、
発表されたラケットはこれだけではありません。
ということで、続きです。
O3 SpeedPort Black MIDPLUS
■ メーカー希望税込価格 \35,700(フレーム)
■ ヘッドサイズ 100平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 23-24-22mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 305g
■ バランスポイント 32.0cm
■ フレックス やや硬め
■ ストリングパターン 16X19
■ グリップサイズ 1,2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ブラック)
■ フレームカラー ブラックXシルバー
■ 推奨テンション 48-53-58lbs
ツアーよりも若干フレーム厚があり、トップ部からシャフトに向けて
フレーム厚の変わるテーパータイプ。
その分、フレックスも硬めに出ています。
今回のモデルの特徴である、グロメットチューンシステムは同じ。
2種類3箇所のグロメットを交換することで、
好みの打球感にチューニング出来ます。
~インプレ~
結構、飛びます。
ウエイトの割りに持ち重りもしないし、
比較的扱いやすいように思います。
ツアー系の中では幅広い層に使えるモデルだと思います。
スピン系もボールの引っかかり感があって好きな感じ。
思ったスピン量が得られました。
いくつかのグロメットタイプを試しましたが、
この辺は好みを見つけるのに時間が掛かりそう。
ストリングを張り替えないと、グロメット交換が出来ませんからね。
初代のO3シリーズのツアー系では少しシンドイという方にも
使えるモデルではないかと思います。
O3 SpeedPort Black Lite MIDPLUS
■ メーカー希望税込価格 \35,700(フレーム)
■ ヘッドサイズ 100平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 23-24-22mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 280g
■ バランスポイント 34.5cm
■ フレックス ふつう
■ ストリングパターン 16X19
■ グリップサイズ 1,2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ライトグレー)
■ フレームカラー ブラックXシルバー
■ 推奨テンション 43-48-53lbs
上記モデルのライトバージョンです。
ウエイトが軽め、それに合わせてバランスと
フレックスが変わっています。
~インプレ~
さらに扱いやすくなっています。
基本的に同じモデルなので、打球感もあまり変わりません。
取り回し性能の向上が際立ちます。
最近はツアー系のモデルにライトバージョンを設定するのが
流行りのようですが、じつはこれ非常に難しいのです。
ウエイトを軽くするということは、単に素材を抜くわけではありません。
それでは剛性も打球感も変わってしまいますので、
素材構成を調整しながら、同じ打球感を生み出すという
非常にデリケートな技術が要求されるのですね。
別の条件で同じ特性を出すくらいの技術力がひつようだとか。
(とはいえ、ツアー系にライトバージョンが必要なのか
という気もしないではないのですが)
あと、7月末にもう1本発売になります。
O3SPEEDPORT PINK OVERSIZE
「O3スピードポート ブルー」のニューカラーです。
本数限定で発売するようです。
O3シリーズもすっかり定着してきた感があります。
スピードポートへの進化は確かに素晴らしいと思いました。
今後もテクノロジーの進化に注目すべきブランドです。
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