休日、子供がどこかに連れて行けと言う。
「今朝、テニスしたじゃん」
「いや、そういうのじゃなくて、遊ぶところだよ。
ポケモンセンターか、夜ご飯にステーキかどっちか選んで!」
「どういう選択肢だよ」
ということで、すっかり午後だが浜松町はポケモンセンターへ。
カードとぬいぐるみを買っただけで終了。
30分も滞在しなかった。
帰ろうとしたら、7歳児が言う。
「じゃあ、次はディズニーにいこう!」
「え?もう夕方だし、ヤダよ。ディズニーなんて興味なかったじゃん」
「いいじゃん、いいじゃん。ディズニーとふれあいたんだよ~」
「だいたい、ディズニーって名前のキャラクターはいないぞ」
強引に帰ろうとしたのだが、自宅までの途中駅に
ディズニーリゾートがあるもんだから始末に悪い。
電車の中、強行な主張に負けて途中下車。
「さあ、着いたぞ~!」
「え?ここディズニーなの?」
「そうだよ~。ほらあっちにシンデレラ城も見えるだろ。あ、こっちね」
「こっちもディズニーなの?」
「まあ、そのようなものかな」
ウソつきました。ゴメン。
だって、こんな時間から入園はちょっとねぇ。
イクスピアリだって、じゅうぶんディズニーっぽいでしょ。
世界に2台しかないという、ハロウィンバージョンの
ミッキーのガチャポン。
500円、高いぞ。
ほら、テーマパークっぽいじゃん。
野外ステージでは大道芸。
ヨーヨーのパフォーマンスで盛り上がっていた。
「どう?満足した?」
「でも、ミッキーは?」
「OK!ミッキーをさがそうか」
「壁とか床とか、ミッキーが隠れてるから探してごらん」
「あ、いた!」
「こっちも!」
「ああ、今日は楽しかったぁ!」だって。
ちょっと心が痛むけど、喜んでもらえて良かったよ。
この手が使えるのは1回だけだろうな。
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