いきなりだが、そら豆のスナック。
外側の皮っていうか殻みたいなもの、剥いて食べる?
それともそのまま?
ワタクシはそのまま食べる派。
先日、野球チームの仲間5人でマリーンズ戦を観ていた時のこと。
全員が殻を剥いて食べていた。
で、そのまま食べるワタクシを野蛮人呼ばわりするのだ。
「普通、剥くだろ」
「ゆでたそら豆の皮も食べるのか?」
「喉がイガイガするじゃん」
さほどお上品にも育っていないであろうヤツラなのに。
4対1で責められた。
この食べ物って、そういうものなの?
ひとつ悩みが増えたぞ。
YONEX V-CON X21
■フェイスサイズ: 110平方インチ
■ラケット長: 692mm
■フレーム厚: 26.0-27.0-22.0mm
■バランス: 350mm
■ウエイト: 270g
■グリップサイズ: G1・2
■ストリングパターン: 16×18
■メーカー希望小売価格: 36,750円(税込)
ヨネックスのV-CONは息の長いシリーズだ。
ラケットフェイス部とグリップ部が別体で、
スロート部分で結合されているという画期的な構造だ。
振動を完全にカットせずに、心地よい振動のみを残すという
コンセプトから生まれる独特の打球感は信奉者も多く、
他のモデルでは代替が利かないため、
商品サイクルの早い昨今の情勢の中、
ひとつのカテゴリーとして見事に定着を果たした。
で、今回発売になったのが、このV-CON Xである。
フェイスは安心の110平方インチ。
フレームも厚めの飛び系モデルだ。
打ってみた。
飛ぶ。メチャクチャ楽に飛ぶ。
最初の球出しでいきなり大きくアウトした。
2球目もアウトした。(学習能力無し)
優しい打球感とともにボールが飛び出していく。
フラットに当てると、どこまでも飛んでいく。
スイングスピードの速い男性プレーヤーは
しっかりスピンをかけないと、コントロールは難しいだろう。
この楽な飛び具合、久しぶりに体感した。
これはコンパクトなスイングをする女性プレーヤーには
かなりのアドバンテージになると思われる。
打球感はどこまでも優しい。
ガツン!という手ごたえは無い。
かといって、打球感が無いわけではない。
優しくボールをくわえこむような感触だけが手に残る。
このへんは謳い文句に偽り無しだと思う。
当然ながら、270gというウエイトはワタクシには軽すぎる。
スイング中も少しの力の入れ具合で、
どうにでもコントロール出来るような気がして
逆に不安なくらいだ。
しかし、この扱いやすさは、ネットプレーでは武器になる。
どんなに逆を突かれても、ラケットが間に合わないことはない。
そして当てただけで、ベースライン深くボールが飛ぶ。
無理に振ってはいけない。
押し込もうとして、不自然にフォロースルーをつけるとアウトする。
あくまで自然にフェイスを合わせるだけでじゅうぶんなのだ。
正直、ワタクシに合うラケットではない。
試打の間中、飛びすぎをアジャストするのに随分と気を遣った。
コース云々ではなく、深さを抑えるのに苦労した。
つまり、そういうラケットということだ。
ブンブン振りたい男性向きではない。
ダブルス中心の女性に良いと思う。
リターンをコンパクトに合わせて、ネットに出る。
無理せず慎重にボレーを繋ぐ。
パスが浮いてきたら、しっかり押さえ込んで打つ。
しっかり組み立てながらポイントを重ねていくような
ダブルスをしたい女性プレーヤーにはドンピシャだと思う。
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